「第40回全国選抜高校テニス大会」個人戦の頂点に立ち、大会スペシャルパートナーのウイルソンから贈呈された、夢のチケット!「US Openジュニア予選ワイルドカード」を手にした男子個人戦優勝:白石 光 選手(秀明八千代高等学校)と女子個人戦優勝:吉岡 希紗 選手(四日市商業高等学校)。
US Openに挑戦する為、ニューヨークへ飛び立つ二人に、今回は全国選抜高校テニス大会後の成長とインターハイ時の自己評価について、また、両選手を見守って来られた秀明八千代高等学校 鳥谷尾 秀行 監督と四日市商業高等学校 金山 敦思 監督に感想も伺った。
<第2弾インタビュー>
☆男子個人戦優勝: 秀明八千代高等学校 白石 光選手
(質問)
「第40回全国選抜高校テニス大会」個人戦優勝後、成長した!と感じる部分を教えてください。
(白石)
精神面が大きく成長しました。
大事な場面でも試合を俯瞰できる感じになり、落ち着いて冷静にプレーできています。
世界の選手も見てきているので、天狗にならず、技術的に足りないものを1つ1つ練習しています。
具体的には、サービスが良くなってきています。
(質問)
全国選抜高校テニス大会終了後に行われた、インターハイ予選での自己評価を教えてください。
(白石)
選抜で優勝したことが大きな自信となり、どんな場面でも緊張せずリラックスしてのぞめています。
インターハイ予選でも最後まで自分のテニスを貫くことができました。
サーブがとても上達していると感じています。
(鳥谷尾監督への質問)
白石選手を見守ってきて感じたことを教えてください。
(鳥谷尾 監督)
白石選手は、入学当時から、バックハンドの両手と片手の使い分けのうまさなど才能を感じていましたが、パワーや体力面で不安もありました。しかし、日々、努力して、体力をつけてきました。練習熱心で、やりすぎをこちらが心配してしまうこともありました。
選抜は、昨年は準優勝で、とても悔しそうだったので、今回優勝でき、とても良かったと思います。
☆女子個人戦優勝:四日市商業高等学校 吉岡希紗選手
(質問)
「第40回全国選抜高校テニス大会」個人戦優勝後、変わった(成長した)と感じる部分を教えてください。
(吉岡)
技術面では、攻めることを常に意識していて、それに加えペースを変えるエッグボールやショートクロスなど使えるようになってきたと思います。
後は、どこでそれを使うかなど、もっと経験を積みたいです。
メンタル面では、ミス後の修正を考え、駆け引きすることを冷静に判断しようと努めています。
まだまだですが、 以前よりは頭を使えていると思います。
(質問)
全国選抜高校テニス大会終了後に行われた、インターハイ予選での自己評価を教えてください。
(吉岡)
一週間前に怪我をしてしまっていて、ベストな状態ではなかったことは評価できませんが、どうしても県予選のシングルスでは3連覇したいと思い試合に挑みました。
勝ちたいという気持ちが強く、選抜での優勝を自信とプライドに変えて、
今できることをやり、3連覇できたことは良かったと思います。
(金山監督への質問)
吉岡選手を見守ってきて感じたことを教えてください。
(金山監督)
高校に入学して大きく変えたのはメンタルの部分です。彼女は控え気味な性格であるために、最初の頃は1番になりたい、あるいはエースとして戦いたいという意識はあまりありませんでした。
なので、タフな試合や、競った試合などでは彼女の持ち味である攻撃スタイルが活かされず守りに入ってしまう試合が多々ありました。
どんな状況でも「相手より先に攻撃する」、「主導権は自分」という意識的な変化があり、試合に勝つにつれてもっと強くなりたいという欲がでてきました。
今回の全国選抜個人戦においては、絶対に引かない心の強さが十分に出た大会になったと思います。
白石選手・吉岡選手は、「第40回全国選抜高校テニス大会」出場・個人戦優勝の経験が、自信につながり、人として、テニス選手として必要なものを多く得たのだと感じました。
全国選抜高校テニス大会の出場を仲間とともに目指し、出場権を獲得し、博多の森テニスコートに全国から集まった高校生選手のみなさんが、第41回大会でも両選手同様、一つでも多くの事を学び・得て頂けると信じています。
全国選抜高校テニス大会 実行委員会は、高校生テニス界を盛り上げ、
「甲子園」や「春の高校バレー」のように、全国の皆様に楽しみに応援して頂ける大会を目指しています!
その一環として、ただいま今大会の愛称を募集しています。
最優秀作品1点には、今大会スペシャルパートナーのウイルソンから、素敵な賞品も贈られます。
あなたがつけた愛称が、何十年も何百年も全国の皆さんに愛されるかもしれません!
皆様のご応募を、心からお待ちしております。
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